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559号

発行日2009年3月26日 559号
民放労連KBC映像労働組合 組合新聞

二次回答もベアゼロ。

 25日(水)に会社と団交を行い、会社から春闘要求についての回答が行われました。団交では、冒頭で会社から回答書(別紙参照)の読み上げが行われた後、組合から質問が行われました。

【以下団交発言より抜粋】

会社:お気づきだとは思いますが、会社は一次回答から精一杯の回答をしており、今回の二次回答でも精一杯の回答を示しています。
一時金については現在では回答できる材料がそろっていないので回答できません。
諸要求についても精一杯の回答です。しかし、踏み込んで言えば、ベースアップは回答できませんが、定期昇給に関しては下げるようなことはしません。
厳しい経済状況のもと定昇ストップの企業もある中で、定昇については踏みとどまって死守しています。また、定昇を守るためにも会社は努力しています。KBCと交渉を重ねた結果、KBCの制作費については現状を維持することが出来ました。
ところで、貴組合は要求書の中で物価の高騰を謳っていますが、会社が調べたところ、物価指数は下がっていていわゆるデフレになっている、会社の見解が間違っているなら、具体的な資料のもと指摘を行ってください。
リフレッシュ休暇制度については、貴組合と約束したものであるので、協議を行ったうえで、4月からの導入を目指しています。しかし約束をした時期と比べても、さらに経済状況が悪くなっており、導入を見送りたいところでもあるが、約束を守るという意味でも条件については精一杯の回答を行っています。
回答書にもあるように、これで協議終了というわけではないので、出来るだけ正社員と同じ条件となるように努力を行いたいと考えています。
今後経営状況が良くなれば条件を良くする事も可能だと考えています。

組合:では、組合から質問を行います。
会社が今年度は大幅な赤字となることは、一次回答でも説明があったので分かった。
しかし、リフレッシュ休暇については、休暇日数を3日ではなく5日にしても支出は変わらないのだから5日にできないのか?

会社:会社としては3日しか休めないという意味ではなく、3日休めば手当が支給されるという認識なので、5日間連続で休むことも可能です。ただし有給休暇には時期変更権もあるので、業務の都合によっては連続して取得できない(変更をお願いする)こともあると思います。ただし、手当については1万5千円が精一杯の回答だと考えています。
正社員が5日で3万円なので日当で6千円となることからも、無理なく導入するために考えた結果が今までの回答(3日で1万5千円)です。

組合:規定が3日となっていては、5日の申請をするのは現場によっては難しいのでは?

会社:まぁ、上長の判断になるとは思いますが、取得することは可能です。
しかし、回答書にも書いていますが、これで確定ではないので協議には応じます。

組合:ではこの件については、一度持ち帰った上で再度協議を申し入れます。

組合:会社は、ベアや諸要求の有額回答が行えない理由として、今年度が大幅な赤字となることは説明しているが、具体的に説明をしてもらえないか?

会社:一次回答でも説明しましたが、具体的数字についてはまだ確定していません。
確定していないものについて、説明を行っても最終的に変わる可能性があるので、会社としては、回答できないと考えています。

組合:従業員としては、赤字の原因を知りたいのです。原因が分からなければ赤字の解消もできませんので‥。

会社:赤字の原因は会社も調べています。いずれにせよ数字が確定したら回答します。

組合:一時金についても確定後ですか?大まかな時期だけでも示してもらえないか?

会社:会社としても労使慣行で7月に一時金が支給されていることは認識しています。
その事を念頭に置いた上で、回答は行います。
おそらく株主総会後の6月上旬ごろには回答できるのではないでしょうか。

組合:分かりました。

組合:ところで、他社の仕事を最近引き揚げたという情報があるが、何か理由はあるのですか?

会社:現時点ではお答えしにくいのですが、平たく言えばKBCから力を貸してくれといわれていて、KBC映像としてもKBCグループの一員として、KBCからの仕事を固めていきたいと考えているからです。

組合:ではiポータルの導入について、赤字の見込みであるこの時期になぜ導入したのですか?

会社:導入自体は昨年の7月に決まっていました。会社としてはみなさんの勤務管理を行う上でも、必要なものだと判断したので導入しています。

組合:実際にどのくらいの金額がかかっているのですか?

会社:数百万円です。

組合:今回の春闘の回答については、一度持ち帰って組合員と協議したうえで、組合としての意見をまとめたいと考えています。

組合:次に、以前会社から申し入れがあった、チェックオフに関する協約についてですが、
組合もチェックオフが正確に行われる為には、協約は必要なものだと考えています。
昨年の3月17日に組合から協約案が出されましたが、当時は“毎月チェックオフリストを提出する”という点と“提出期限”について折り合いがつきませんでした。今回はそれらの部分を修正したうえで、新たに協約案を作ってきましたので会社に提示します。(別紙参照)

会社:確かに受け取りました。役員会で協議したうえで、問題がなければ締結を行います。
何でもこのような細かいところから、決めていきましょう。

組合:では、今日の団交はこれにて終了します。

【ここまで団交発言より抜粋】


二次回答では、ベアゼロ・諸要求についてもゼロ回答という残念な結果となりました。

会社は今の経済状況からして、定昇を維持するが精一杯で、ベアを回答するほどの体力は今の会社にはないと主張しています。会社から具体的に説明が行われなければ到底納得することはできませんが、今回の二次回答について現場でも議論したうえで、執行部の皆さんは意見の収集を行ってください。

また、HOTBIZで『4月からは管理職の深夜割増賃金を支払います』と通知があったことについて、組合の春闘要求に答えたのかと会社に確認したところ、会社は「組合に要求されるまでもなく、支払わなければならないものだと判断したので、早急に対応したまでです」と回答しています。
会社は、はっきりと組合の要求に対する回答だとは認めませんでしたが、組合が要求をしたことによって、改善されたことには変わりはありません。

これからも私たちの労働条件を勝ち取っていくため、団結してがんばっていきましょう!


小幡書記次長が従業員代表選挙に立候補しました。KBC映像労組は小幡さんを全力で支援していきたいと考えています。
組合員のみなさんも応援をよろしくお願いします。
投票期間は3月27日(金)~ 3月31日(火)です。


安定した雇用を勝ち取ることが会社を守ることにつながる


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福岡にあるテレビ朝日系列の民放局、KBCの関連プロダクション労働組合です。2000年に労働組合が設立されました。このブログでは組合新聞をテキストベースで紹介していきます。ご理解とご支援よろしくお願いいたします。

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